2021.05.25
AVは、ドラマのようなしっかりとした台本がないケースがほとんどです。
シチュエーションなどを決めて後は会話もプレイ内容もアドリブということが多いのですが、会話内容が自由といわれると何を話していいのかわからない、という人もいるでしょう。
どのようなことを言えばいいのか、解説します。
AV女優は、演技の勉強をしてこの世界に入るわけではありません。
そのため、ガチガチになってしまうことが多いのです。
監督に「適当にしゃべって」といわれても、話すことが思い浮かばずにパニックになってしまうことも少なくないでしょう。
新人のうちは、男優や現場のスタッフがフォローしてくれます。
会話をリードしてくれるか、話す内容をある程度誘導してくれるでしょう。
スキンシップを取ったり男優から話しかけるようにしたりと工夫して、和ませてくれます。
最初のうちは、リラックスして相手の話を聞き、それに返答することに努めましょう。
そうしているうちに、少しずつ現場に慣れていきます。
緊張しなくなってきたら、自分から積極的に話すようにすればいいのです。
周囲がフォローしてくれるなら、アドリブができなくてもいいと思う女優もいるのですが、それは間違いです。
アドリブができなくても許されるのは、新人のうちだからなのです。
出演本数が増えてもアドリブができない女優は、徐々に敬遠されるようになるのです。
特に、他の女優と共演した際は、その差が浮き彫りになってしまいます。
最初に甘えず、自分でアドリブができるように努力することが、女優として成功するための近道といえるでしょう。
アドリブが苦手、という人も珍しくはありません。
そういった人でも安心の、アドリブで使える会話のコツについて解説します。
素人のうちは、アドリブができなくても素人っぽくていいのですが、いつまでもそういうわけにはいかないので、会話のコツを覚えておきましょう。
最初のうちは、あまり固くならずに会話を楽しめるようにするのが大切です。
無理に、会話を広げようとしなくてもいいのです。
新人は受け身でも許されるので、まずは会話を途切れさせないことだけを考えましょう。
また、いくら男優やスタッフが話を振っていても、女優に会話を盛り上げようという気持ちがなければむなしいものとなってしまいます。
たとえ新人でも甘えずに、自分がユーザーにサービスしなくてはいけない、ということを忘れないようにしましょう。
そのためには、積極的に会話を広げていくことを考えましょう。
画面の向こうの人が楽しめるようにと思いながら会話を広げていけば、どんな話し方をすればいいのか、徐々に身についてくるでしょう。
見ている人が何を求めているのか、それを考えながら会話をしてみてください。
最初はわからなくても、出演本数が増えていくにつれて少しずつ分かってくると思います。
決して、決められたセリフを言えばそれでいいというわけではありません。
面接と同じで、相手が求めていることを考えながら話すことが大切なのです。
ある程度流れが身についたら、後は現場の雰囲気に合わせて男優と一緒に楽しみながら、会話を広げていけばいいのです。
下手に、応答集のようなものを読み込むよりも、本音で思うままに話した方がウケることもあります。
もちろん、不快にさせない内容を選ぶ必要はありますが、自分という人間の魅力をわかってもらうには本音で話すのが一番です。
AVは、常に女優が一人とは限りません。
企画女優はもちろんですが、単体女優でも他の女優と共演することはあるのです。
その時は、普段と違う会話をしなくてはいけないこともあります。
デビューが同時期の女優と共演する場合は、どちらが上に立つかの競争となりがちです。
友人同士という設定なのに、気が付くと主導権争いになることもあります。
また、周囲からも比較されやすいでしょう。
この場合は、下手に相手の妨害をせずに自分の持ち味や魅力を最大限に引き出すようにしましょう。
自分よりも後輩の新人と共演する場合は、相手を気遣うことを忘れないようにしましょう。
新人と共演する場合、自分はベテランとして扱われていることが多いのです。
その分、余裕をもって対応したいところです。
相手が、自分を見本にしてくれるような態度を心がけましょう。
新人も、多くの場合は出しゃばらず、先輩を立てるようにしてくれるはずです。
ただし、新人が前に出すぎるようなら先輩の貫録を見せつけて、主導権を握りましょう。
特に注意したいのは、先輩との共演です。
その場合は、あまり前に出すぎずに先輩から学ぶ気持ちを大切にしましょう。
先輩のリードには、素直に従ってください。
AV女優になって、アドリブを求められることは多いのですが、苦手な人ももちろんいます。
その場合も、出演作が増えていくにつれて、少しずつ慣れていくものです。
アドリブだからと、気負う必要はありません。
自分から慣れていこうという気持ちがあれば、周囲も嫌な顔はしないでしょう。
できないからと、諦めない気持ちが大切です。