2021.05.17
AV女優は、大きく3つのランクに分けられています。
その中でトップのランクが単体女優で、最も多いのが企画女優です。
ほとんどの人は、単体女優からスタートするのが最もいいと考えているでしょう。
しかし、企画女優からスタートすることにもメリットはあるのです。
そのメリットについて、解説します。
AV女優は、大きく3つの楽に分けられています。
それは、企画女優・企画単体女優・単体女優です。
それぞれ、どのようなものかを解説します。
まず、AV女優のうち90%前後は企画女優に該当します。
企画女優は、デビューしたばかりでメーカーからも注目されていない、本人が目立ちたがらないなどの理由がある女優や、他のAV女優より突出している魅力がない女優などです。
企画女優は3つのランクの中でギャラも最も安く、1本あたり3万円~高くても10万円程度です。
1つの作品で複数人の女優が出演することが多い、“企画もの”といわれる作品に出演するため、企画女優といわれています。
企画女優の中でも、1人で十分な人気がある女優は、企画単体女優と呼ばれます。
これは、単体女優ではないものの、企画女優からは頭一つ抜けているため、別のランクとして扱われるようになった女優です。
1つの作品を、その女優一人で作り上げられるので、そう呼ばれます。
ギャラも企画女優より高額になり、1本につき20万円~50万円になります。
このランクには、単に企画女優の中で人気がある人ばかりがいるわけではありません。
のちほど詳しく説明しますが、単体女優の場合は出演できる作品が限られてきます。
その分ギャラは高額になるのですが、それ以上は稼げないということでもあります。
それを嫌って、企画単体女優のままでいるケースもあるのです。
企画単体女優なら、メーカーや出演できる本数に制限はありません。
中には、1カ月に20本も出演していた女優もいました。
ただし、AVという仕事はハードなので、そのようなハイペースで出演していた女優は体を壊し、入院することになったのです。
そこまでいかなくても、月10本に出演すればギャラはトータル200万円~500万円になります。
このように、たくさん稼ぎたいために、企画単体女優で居続ける女優もいるのです。
しかし、そこまで多くに出演するつもりがない場合は、単体女優へのランクアップを目指すこともあるでしょう。
最後は、単体女優です。
これは、AV女優全体の1%未満しかなることができないランクです。
単体女優というのは、メーカーとの専属契約を結んだ女優です。
メーカーと専属契約を結ぶと、そのメーカーのAVにしか出演できません。
そして、リリースされる本数も月1本程度です。
その代わり、専属契約料も含めて毎月100万円前後もらえるのです。
単体女優になると、メーカーも宣伝などを大々的にしてくれます。
そのため、有名になりたい人は単体女優を目指しましょう。
しかし、目立ちたくない人は避けた方がいいでしょう。
最初から単体女優としてデビューするよりも、企画女優からスタートしたほうがいいこともあります。
企画女優からスタートするメリットとは、一体何でしょうか?
まず、企画女優は自分の裁量で仕事ができます。
例えば、AV女優の中には顔バレ・身バレを防ぐために、顔出しNGの女優もいます。
企画女優なら、その条件でも出演できるのです。
また、もし顔が映ったとしても、企画女優の場合は大勢の女優と一緒に映ることがほとんどです。
そのため、ごまかしやすいでしょう。
AV女優をどこまでやるか、悩んでいることもあるでしょう。
企画女優なら、すぐに引退したとしてもそれほど問題はありません。
出演作も、ほとんど見つかることはないので、引退後もさほど気にする必要はないでしょう。
AV女優は、長く続けることはめったにありません。
ほとんどの女優は、1~2年のスパンで引退します。
5年以上続けていると、それはベテランの域と言えるでしょう。
中には、バイト感覚で2~3回程度出演して、その後結婚したというケースもあります。
パッケージで大きく扱われると見つかりやすいでしょうが、企画女優としてその他大勢の中にいると、見つかる心配はほとんどありません。
アルバイトのつもりなら、企画女優のほうがいいでしょう。
また、企画女優は毎回異なるコンセプトの作品に出演することが多いので、多くの経験を得られるというメリットもあります。
長くAV女優を続けるのであれば、経験値を積むという意味で、将来かなり役に立つでしょう。
AV女優は、高いランクになればいいという訳ではありません。
様々な事情がある人も多いので、ランクが低いまま活動する人もいるのです。
顔出しをしたくない、目立ちたくないなどの事情がある場合は、特に企画女優として働くことが多いでしょう。
企画女優は、AV女優のほとんどが属するランクです。
スタートはそこからの方が、将来的に役立つこともあるでしょう。