AV女優の引退後は、どんな人生を歩んでいるの?

2021.05.13

AV女優の引退後は、どんな人生を歩んでいるの?

AV女優は、長期的に活躍することが滅多にありません。
ほとんどが1~2年、短いと1作で引退ということもあります。
10年近くも活躍する人というのは、ごく一部です。
しかし、AV女優を引退してもまだ若いので、その後の生活に不安を覚える人もいるでしょう。
では、AV女優は引退後、どのようになるのでしょうか?

 

1.AV女優としてのキャリアを活かす

どのような仕事でもそうですが、転職の際は前職のキャリアを活かすケースと、キャリアが関係無い全く別の仕事をするケースがあります。
まず、AV女優としてのキャリアを活かすことのできる仕事について、解説します。

 

AV女優として活躍し、知名度がある場合はその知名度を活かす仕事に就くケースが少なくありません。
AV女優でも、トップクラスになるとアイドルやグラビアアイドルより知名度があるのです。

 

最も活躍が分かりやすいものとしては、芸能人への転身があります。
脱ぐことはなく、女優やタレントとして活躍しているのです。
中には、子ども向けの戦隊もののレギュラーになり、大河ドラマにも出演するほど活躍している人もいます。

 

このような前例があると、それ以降に芸能人へと転身するAV女優がいても、活躍しやすくなります。
元AV女優だから深夜しか使えない、という考えにはならないのです。

 

また、海外で活躍する元AV女優も少なくありません。
蒼井そらや小澤マリアなどは、中国に進出して活躍しています。
それ以外にも、中国では日本のAV女優が人気なのです。

 

中国だけではなく、台湾や香港でも人気があり、来訪する際はSPによる警備が必要となるほどです。
また、アジア圏だけではなく、アメリカで活躍する元AV女優もいます。

 

AV女優の活躍と言えば、忘れてはいけないのが恵比寿マスカッツです。
あのグループにはAV女優以外にもグラビアアイドルやモデルなどがいるのですが、中核となっていたのはAV女優です。

 

それまでは、AV女優が地上波のテレビに出演するのは、決まって深夜のお色気担当としての役割でした。
しかし、この恵比寿マスカッツが登場したことで、アイドルやバラエティタレントのように扱われるようになったのです。

 

このように、元AV女優という肩書はマイナスにはなりません。
有名女優なら、引退後も知名度を活かして活躍できるようになったのです。
ただし、よほど有名でなければ一般的な知名度はそれ程ないでしょう。

 

2.水商売で働く女性も多い

引退したAV女優の中には、キャバクラや風俗などの水商売として働く女性も少なくありません。
水商売からAV女優になるケースは多いので、出戻りという女優もかなりいるでしょう。

 

この場合、元AV女優にとっての武器となるのは、その容姿です。
AV女優になる条件として、容姿が優れている点が挙げられます。
それは、キャバクラでも風俗でも大きな武器になるのです。

 

また、こういったお店の一部では、元AV女優ばかりを集めている所もあります。
元AV女優がいるということを全面に押し出して、そのお店の売りにしているのです。
ある程度の知名度があって集客につながるようなら、他のキャストの数倍のギャラを貰うことも出来るでしょう。

 

また、知名度がある元AV女優であれば、ファンが訪れることも少なくありません。
その場合は、確実な指名を得られるため、そのファンが通っている間は安心して働くことができるでしょう。

 

3.一般の仕事をするケースも

AVを引退した後の進路として、普通の仕事をするケースもあります。
実のところ、働く場合はこの選択肢が最も多いでしょう。
普通に働くだけなら、有名女優でも目立たない女優でも関係ないので、通常はAV女優としてのキャリアは活かすことができません。

 

普通の仕事をする場合は、まず資格を取得することもよくあります。
特に多いのが、ヘアメイクや看護師などの学校に通うケースです。
ヘアメイクの資格を取った人の中には、AV撮影の現場でヘアメイクとして働くこともあります。

 

引退後の進路を考えて、このような学校に通うために貯蓄をしているAV女優も少なく無くありません。
ヘアメイクが元AV女優なら、女優の相談に乗りやすいといったメリットもあります。

 

ちなみに、一般の会社員等になるのはかなり厳しいものがあります。
現役女子大生でAV女優として働いていた場合を除くと、ほとんどが中途採用となるのですが、その場合は職歴欄に空白ができてしまいます。

 

中途採用のハードルは新卒以上に厳しいので、職歴の空白期間が長いとなかなか採用してもらえないのです。
そのため、特に資格などがない場合は人手不足で採用されやすい、介護などの仕事を選ぶことになるでしょう。

 

AVメーカーで働く、元AV女優も少なくありません。
AVという業界を知っている人材ということで、重宝されるのです。
特に、有名な女優の引退後は、広報として採用すれば効果も高いので、重宝されます。

 

他にも、プロダクションで働く例もあります。
珍しい例では、作家として働く事でしょう。
自分の半生を書いたり、コラムを書いたりすることもあります。
元AV女優であっても、働く先は色々とあるのです。
また、引退後に結婚する人もかなりいます。

 

まとめ

AV女優という仕事は、一度働いたら後は普通の人生を歩めない、と思われがちです。
しかし、実際には引退後も、様々な仕事で働いているのです。
風俗やキャバクラなどは想像しやすいでしょうが、看護師など資格が必要な仕事に就くイメージはなかった、という人も多いでしょう。
普通に働くこともできますし、結婚して幸せな家庭を築く人もいます。
安心して、AV女優を目指してください。