2021.05.05
何の仕事をしていても、つらいと感じてしまう時はあるでしょう。
それは、AV女優も例外ではありません。
楽な仕事だと思っている人もいるのですが、実際には精神的にも、肉体的にもつらい仕事なのです。
特につらいと感じる人が多い内容について、紹介します。
AV女優の仕事は、男優との性行為を撮影されることです。
ほとんどの人は、AV女優になるまでそのような経験はないでしょう。
それを、DVDやインターネット配信で多数の人に映像作品としてみてもらうのが仕事なのです。
よく、AV女優と風俗嬢は比較されるのですが、大きな違いは風俗嬢が目の前の客に見られるだけなのに対して、AV女優はカメラを通じて不特定多数の人に見られるという点です。
その違いがあるので、風俗嬢になる人が必ずしもAV女優になれるとは限りません。
また、AV女優は最終的にはユーザーに性行為を見られることになりますが、それは目の前でというわけではないのでそれほど意識しない人もいるでしょう。
しかし、撮影時にも多くの人に見られるということを忘れてはいけません。
撮影は、ほとんどの場合男優と2人だけ、というわけにはいきません。
現場には男優以外にも、監督やカメラマン、アシスタントなど多くのスタッフがいるので、その人たち全員に見られることになるのです。
慣れるまでは、このことが精神的につらいと感じることも多いでしょう。
また、撮影の際は精神的な負担が軽くなるように、男優やスタッフが気遣ってくれます。
どうしても無理な場合、強制的に撮影されることはありません。
AV女優という仕事は、決して楽とは言えないものです。
しかし、仕事だからとつらさを押し殺している人がほとんどです。
AV女優が特につらいと感じるのは、どのようなことがあるのでしょうか?
まずつらいのが、体調の悪い時でもそう簡単には休めないという点です。
風俗嬢の場合は、体調が悪ければ休んでも問題ありません。
特に準備が必要なわけでもなく、休んだらその分自分の収入が減るだけだからです。
しかし、AV女優の場合は違います。
AVの撮影をするためには、スタッフや男優の予定を決めて撮影内容を話し合い、撮影場所を押さえてあらかじめ機材も運び込む必要があります。
そうして撮影の環境を整えて、最後にAV女優がその中心に収まるのです。
ところが、撮影当日に体調不良で休むことになると、それまでの準備が無駄になってしまいます。
また別の日に撮影するとしても、1から準備をし直さなくてはいけません。
それがプレッシャーとなって、AV女優は気軽に休むとは言えないのです。
どうしても休むのであれば、それだけの人に迷惑をかける覚悟が必要です。
そのため、入院が必要な状態にでもならなければ休むことはまずありません。
撮影現場でつらいと感じる事として、男優がタイプじゃない場合があります。
男優が生理的に無理なタイプだった場合でも性行為をしなくてはいけないという点がつらく感じる人が多いのです。
プロダクションに、ある程度男優のタイプを指定することはできます。
しかし、あまり男優を厳しく制限すると、出演できる機会が大きく減ってしまうのです。
今後のことを考えて制限を緩くした結果、苦手な男優と絡む可能性が高くなるのです。
また、性行為自体でつらいと感じる人が多いのが、膣の奥まで挿入されたり、激しくピストンされたりすることです。
これは、女優次第で苦手という人も多い行為です。
強くした方が気持ちいいと思っている人もいるのですが、実際には痛いと感じる女性も多いのです。
人によっては、涙をこらえていることもあります。
AV女優は、単体女優を除けば出演した本数と女優のランクによって収入が変わります。
そのため、毎月の収入は安定しにくいのです。
専属契約の場合は、契約期間中は安定した収入となります。
しかし、専属契約はいつまでも続くとは限りません。
そのため、数カ月は安定していても、1年以上安定しているとは限らないのです。
契約期間中に人気が出て売り上げが伸びなければ、それ以降は企画単体女優か企画女優になってしまいます。
AV女優が稼げるかどうかは、人気次第です。
専属女優から企画単体女優、そこから企画女優へと変化していくと、ギャラはどんどん減ってしまいます。
最初に、月1本で100万円稼いでいた女優が、1本につき20万円の仕事をして納得できるかどうか、という問題があります。
まして、企画女優になると1本につき5万円程度になるでしょう。
同じような仕事をしていても、収入が激減してしまうのはつらいことです。
何より、それが自分の人気を示しているとなると、人気が落ちたことを実感せざるを得ないのです。
AV女優という仕事は、はたから見ると簡単に見えるため気楽にやっているように思われてしまいます。
しかし、実際には多くの苦労もあり、つらいことも多いのです。
楽そうだから、と思ってAV女優になろうと考えているのであれば、どんなつらいことがあるのかを知っておきましょう。
そうして、しっかりと覚悟をしてからなるようにしましょう。