AV女優は妊娠の危険がある?その対策とは?

2021.04.15

AV女優は妊娠の危険がある?その対策とは?

AVには、「生中出し」というジャンルもあります。
これは膣内に射精することですが、本来ならその行為には妊娠というリスクが伴います。
もし妊娠してしまったら、大変なことになるでしょう。
AV業界では、妊娠のリスクに対してどのような対策をしているのでしょうか?
AVにおける避妊対策について、解説します。

 

1.どのような避妊をしている?

AV撮影の現場では、どのような方法で避妊をしているのでしょうか?
妊娠のリスクがどのくらいあるのかを知るためにも、まずは避妊の方法について解説します。

 

一般的な避妊方法は、コンドームを使用することでしょう。
AV撮影の現場でも、基本的にはコンドームを使用しています。
コンドームは、性病の予防にも効果的です。

 

また、AVはモザイクがかかるため、コンドームを付けていてもごまかすことができ、見ている人からは着用していないかのように見せることもできます。
ただし、最近のモザイクはギリギリまで薄くなっていることもあり、それを売りにしている作品や生と書かれている作品などでは、着用していないこともあります。

 

コンドームを着用しない場合は、女優にピルを飲むように義務付けています。
また、本人が嫌がった場合は、生本番は行われません。
撮影内容は、あくまでも女優の意思に従って決まるのです。

 

また、中出しのシーンでは基本的に、疑似精液が使われています。
これは、バナナや卵白、ウーロン茶やスキムミルクなどを混ぜ合わせたもので、味も美味しいので口に含むシーンなどでも使用されています。

 

そのため、射精のシーンでは挿入シーンと女優の性器のアップのシーンは別カットになっていることが多いのです。
その間に、疑似精液をスポイトなどで入れるのです。

 

2.可能性はゼロではない!

では、AVの撮影で妊娠することはないのでしょうか?
残念ながら、ゼロではないのです。
昔のAV撮影では、管理が今ほど徹底していなかったので、妊娠する可能性もそれなりにあったといわれていますが、業界がクリーンになった今でも確実にないとは言い切れないのです。

 

まず、AVの撮影とは関係なく、プライベートで妊娠する可能性はもちろんあります。
また、ソープなどの風俗で働いている場合も、妊娠してしまうことがあるでしょう。
その場合、AVの撮影とソープ、プライベートのどれが原因なのか、判断が難しくなる可能性もあるでしょう。

 

また、ごくまれにメーカーへの枕営業をして、仕事をもらおうとするAV女優もいます。
そのせいで妊娠する可能性も、全くないわけではありません。

 

プロダクションが、あまりまともなところではないせいで妊娠するというケースも考えられます。
普通のプロダクションなら所属しているAV女優のケアを欠かすことはありませんが、悪質なところではそうとは限らないのです。

 

女優の体調や心のケアなどをせず、放置するようなプロダクションでは、避妊対策もいい加減なことがあるのです。
そういったところに所属していると、危険性は上がるでしょう。

 

また、自分のミスで妊娠する可能性もあります。
先ほど言ったように、生本番などコンドームを着用しない撮影では、ピルを服用することが義務となっています。
それを忘れてしまったせいで、妊娠する可能性もあるのです。

 

AV女優という仕事は、妊娠する可能性をゼロにすることは難しいのです。
そのために、プロダクションやスタッフもできるだけの対策をしています。
それをより確実にするために、自分でできる対策もしておきましょう。

 

3.自分で対策しよう

自分でできる対策の第一歩は、悪質なプロダクションに引っ掛からないことです。
きちんと、所属する女優のことを親身になって考えてくれるプロダクションを選びましょう。
そのためには、以下のようなポイントをチェックしてください。

 

まず、連絡をした際に電話やメールでも親身に対応してくれるかどうかです。
顔を合わせていないからといって、事務的な対応をするようなプロダクションは、それだけ多くの女優を採用し、そして使いつぶしている可能性があるからです。

 

また、面接の際にプレイ内容について、OKかNGかをきちんと確認するかもチェックしましょう。
これを聞かないプロダクションは、女優の意思を無視してプレイを強要するかもしれません。

 

どこにあるのかその所在地が明記されているかも確認が必要です。
悪質なプロダクションの場合、すぐに移転したり会社名を変えてしまったりすることがあるので、所在地を書いていなかったり、わかりにくくしていたり、以前の所在地のままにしていたりすることがあるのです。

 

ギャラについても、不当に高く提示されるようなら本当は支払うつもりがないか、もしくは過激なプレイを強要される可能性があります。
適切な金額が提示されるか、確認しましょう。

 

また、まともなプロダクションに所属した場合でも、自主的にピルを飲んだり、コンドーム着用なしの仕事は断ったりと、妊娠の可能性を下げるように動きましょう。
妊娠は、自分の人生にとって重大な出来事となるので、油断しないように気を付けてください。

 

まとめ

AVという仕事では、妊娠のリスクをゼロにすることは難しいでしょう。
しかし、きちんと注意しておくことで、そのリスクを下げることはできます。
プロダクションも、女優が妊娠しないようにフォローしてくれるのが当然ですが、それも完璧に行き届くわけではありません。
万が一のことがないように、自分でも対策を怠らないようにしましょう。