AV女優は賃貸住宅に住むことができる?審査を通るコツは?

2021.04.17

AV女優は賃貸住宅に住むことができる?審査を通るコツは?

アパートやマンションなどの賃貸住宅では、入居のための条件が定められていることもあります。
子ども連れ禁止や外国人禁止ということも多いのですが、水商売の人は禁止というのもよく見られます。
では、AV女優は入居できるのでしょうか?
また、審査に通るためのコツについても紹介します。

 

1.部屋を借りるために必要なことは?

まずは、部屋を借りる際に弊害となることを考えてみましょう。
最も問題となるのは、入居者に対して大家さんや管理会社等が定めている条件です。
まずは、それに引っ掛からないことを考えましょう。

 

子ども連れの人が、子ども禁止のアパートに入居することはできないように、賃貸住宅によっては規則が定められていて、それを守ったうえで入居しなくてはいけません。
最もわかりやすいのが、男性禁止の女性専用住宅です。

 

そして、AV女優が引っ掛かるとしたら、「水商売の人は禁止」という決まりがある集合住宅でしょう。
通常、AV女優は水商売に含まれませんが、収入が人気に左右されて安定しないという意味では水商売と同様に考えていいでしょう。

 

水商売が嫌がられる理由には、以下のような点があります。
・収入が安定しない
・深夜や明け方に出入りすることが多く、外の住人の迷惑になる
・保証人が見つからないことが多い
・喫煙者が多い

 

この多くは、AV女優にも当てはまります。
AV女優も人気商売なので、収入は安定しているとは言い難いのです。
そのため、大家としては滞納されることにならないかという不安があります。

 

また、撮影の都合では深夜に出発することや明け方に帰宅することもあります。
常にそうなるわけではないのですが、そのせいでゴミ出しのルールなどを守れないことも増えるでしょう。
そういったトラブルに用心していることもあるのです。

 

仕事を家族等に秘密にしていることも多いので、保証人が見つからないことも少なくありません。
単なる保証人なら友人や会社の人にお願いしてもいいのですが、連帯保証人が必要な場合は赤の他人では認められないこともあります。

 

喫煙については、その人によるのですが、昔は確かにAV女優のほとんどが喫煙していました。
今では社会的にも喫煙する人の割合が少なくなり、AV女優でも喫煙しない人が増えているのですが、やはり昔からの偏見はなかなか払しょくされません。

 

このような問題があって、AV女優は部屋を借りにくいのです。
そのため、探すのであれば水商売の人でもOKという物件がいいでしょう。
繁華街があるエリアでは、水商売の人向けの物件を扱っている不動産屋も多いので、そこで相談してみるのがおすすめです。

 

2.支払能力を証明する

ただし、水商売の人でもOKというところでも、支払能力については別です。
支払能力があるということを、しっかりと証明しなくてはいけません。
そのためには、何が必要なのでしょうか?

 

まずは、毎年きちんと確定申告をしましょう。
AV女優は厳密にいうと給料ではなく、出演料という形でギャラを受け取ります。
そのため、源泉徴収票などは発行されないのです。

 

確定申告をすると、税金を払うことにはなりますが収入があるという証明にはなります。
そして、前年度の確定申告書や課税証明書などを提出することで、収入を証明することができるのです。

 

ただし、プロダクションによっては会社としてAV女優の所得を申告していることもあります。
その場合は、給与明細や源泉徴収票も発行されているので、それを確認してみましょう。

 

どうしても用意したくない場合は、預金通帳の写しを提出しましょう。
その額が大きければ、滞納等の心配も少なくなります。
それも、支払い能力の証明になるでしょう。

 

3.審査に通るためのコツは?

入居の際に審査があり、AV女優だから断るといわれるケースもあります。
その場合は、どうしたらいいのでしょうか?
その場合は、AV女優以外の仕事をして、そちらを申告するという方法で審査に通ることができます。

 

AV女優の中には、掛け持ちで働いている人も少なくありません。
特に企画女優の中には、普通に会社員として働きながらAV女優をしていることも多いのです。

 

現在はAV女優としてしか働いていないという人は、パートでもいいので何らかの兼業をしてみましょう。
そして、そこで働いていることを証明できれば、水商売ではなく普通の仕事をしている人として審査にも通りやすくなるのです。

 

まとめ

AV女優になったことで、引っ越ししたくてもなかなかできないという人もいます。
その場合は、希望する引っ越し先の入居条件を確認してみましょう。
そして、自分がその条件を満たしているかを考えてみてください。
もし、条件を満たしていない場合は、それを満たせるように対策しましょう。
あるいは、それでも入居できるところを探してみてください。
困った際は、プロダクションに相談してみてはいかがでしょうか?