AV女優になる為に応募するプロダクションの役割とは?

2021.04.29

AV女優になる為に応募するプロダクションの役割とは?

AV女優になるには、まずプロダクションに所属するというのが一般的です。
ところで、プロダクションというのには、どのような役割があるのでしょうか?
また、プロダクションに所属しなくてもAV女優になることはできるのでしょうか?
プロダクションについて、詳しく解説します。

 

1.プロダクションとは?

AVに出演するのは、AV女優です。
そして、そのAV女優が所属しているのが、プロダクションです。
AV女優は、プロダクションに所属して仕事を紹介してもらうのです。

 

ほとんどの場合、AV女優とプロダクションの間で雇用契約を結ぶことはありません。
結ばれるのは、業務委託契約です。
AV女優はあくまでも個人事業主であり、プロダクションはその業務の一部を代行しているだけなのです。

 

プロダクションには、AV女優の出演料の一部が手数料や仲介料として支払われます。
このような形態なので、AV女優はプロダクションに所属しているからと言って社会保険には加入していません。
国民健康保険や年金保険などの手続きや確定申告は、自分で行わなくてはいけないのです。

 

プロダクションは、要するにAV女優とAVを作成するメーカーとの仲介を行っています。
芸能事務所などと同じく、自社に所属しているAV女優への取次をメーカーの代わりに行っているのです。

 

2.プロダクションの詳しい役割

では、具体的なプロダクションの役割について解説します。
プロダクションも、所属しているAV女優が売れなければ収入にはならないので、なるべく多く安定した仕事を取ってきます。

 

そのために、まずはAV女優を募集します。
現在は法令で禁止されていますが、以前はスカウトがメインでした。
今でもスカウトされる女性はいますが、それよりも自分から応募してくる女性が中心となっています。

 

所属を希望する女性は、まず面接をします。
どんな女性もAV女優として所属させていては、管理が難しくなってしまいます。
そのため、所属する女優は厳選しているのです。

 

その後、それぞれのAV女優に合った仕事を得られるように、営業活動を行います。
極端に言えば、巨乳専門のレーベルに貧乳の女優を売り込むことはありません。
メーカーの求める女優と、女優の求める条件が合致するように、売り込んでいくのです。

 

また、AV女優のマネジメント業務も行います。
メーカーに売り込むだけではなく、少しでも好条件を引き出すためにギャラ交渉なども行うのです。

 

AV女優それぞれの相談に乗ってくれるのも、プロダクションの役割です。
AVという仕事は、中々友人等にも相談しにくいものです。
そのため、事情を把握していて相談できる相手がいるというのも、大切なことです。

 

相談内容は、仕事のこと以外でも大丈夫です。
プライベートな悩みについても、聞いてくれます。
そうして、女優のモチベーションを保っているのです。

 

メーカーから支払われるギャラは、まずプロダクションに支払われます。
そこから既定の手数料や仲介料などを引いて、女優に支払われます。
源泉徴収などはないので、年末には確定申告をしなくてはいけません。
その相談も、プロダクションに聞いてもらうことができます。

 

3.所属しなくてもいい?

仕事をする上で、プロダクションに所属していると多くのメリットがあります。
しかし、プロダクションには必ず所属しなくてはいけないのでしょうか?
実は、そういう訳ではありません。

 

プロダクションに所属しないメリットとしては、仲介料などを支払わずにギャラを受け取れるという点です。
少しでも収入を増やしたい場合は、所属しないことを選びたくなるかもしれません。

 

しかし、そこには大きな落とし穴があります。
1件当たりのお金は増えるとしても、全体的な仕事の件数は減ってしまうのです。
何故かというと、個人の場合は足りないものがあるからです。

 

それは、信用と人脈です。
個人でAV女優になるというのは、出演できる作品さえあれば誰でもできます。
しかし、メーカーで話を聞いてくれるかと言えば、その可能性は低いのです。

 

プロダクションなら、ある程度選別した女優を紹介してもらえます。
個人で行っているというのは、そのプロダクションに所属できなかったとみなされてしまいます。
そのため、門前払いになってしまうでしょう。

 

また、プロダクションはそれぞれ、お得意様ともいえるメーカーがあります。
話をするにも、スムーズに進むので仕事が取りやすいのです。
個人の場合はそれもないので、まず仕事が見つかりません。
そのため、プロダクションに所属している方がトータルの収入は多くなるのです。

 

ただし、有名女優の場合は別です。
マネジメント業務も必要無いという場合は、個人で事務所を立ち上げても仕事は取りやすいでしょう。
実際に、そうして働いている女優もいます。

 

まとめ

プロダクションは、メーカーとAV女優との仲立ちをするのが主な役割ですが、それがないとAV女優という仕事が成り立たないほど大切な役割です。
メーカーとの交渉や、AV女優のメンタルケアなどもしてくれるので、AV女優を目指すならまずはプロダクションに所属するべきでしょう。
そして、トップクラスになったときにはじめて、独立する事を考えましょう。