2021.04.27
AV女優になろうという人は、AV業界のうわさについても調べることがあるでしょう。
その中で、AV強要という話題を見つけると気になりませんか?
かつて、AV出演を強要されたと訴える女性がいて問題となっているのですが、これは実際にどのような手口で行われたのでしょうか?
その回避法とともに、解説します。
AV強要というのは、AVに出演するつもりがない女性をだまして無理やりAVに出演させることをいいます。
実際には、どのような手口でだましているのでしょうか?
よくあるのが、AVではなくグラビアや芸能人になるため、といって撮影を強行するケースです。
グラビアの撮影、もしくは芸能活動の一環として言いくるめ、撮影を進めていくのです。
これは、プロダクションに所属してから間を置かずに行われます。
その場のノリで撮影を進めて、考える余裕を与えないようにしているのです。
冷静になってみると、おかしいということに気づくのですが、すでに手遅れとなっているのです。
また、説明した内容と撮影内容が異なる、というケースもあります。
グラビアやイメージビデオの撮影と伝えたり、男優はいるけれど本番はない、などと伝えておきながら、実際には現場で強引に本番をするのです。
後になってから、事務所ではサプライズの自然なリアクションが欲しかったから、などと弁明することもあります。
しかし、そもそもAVに出演するかどうかを女性に確認していないため、問題となるのです。
現場でとっさに身を守るのも難しいので、かなり悪質です。
スカウトの段階で、AVとは言っていないパターンもあります。
芸能人、グラビアアイドル、モデルなどの名目でスカウトして、プロダクションと契約してからAV出演をさせるのです。
その際は、芸能人になったときの収入を話したり、スカウトされて成り上がったタレントを例に出して話したりして、自分もそうなれるかも、と思わせます。
そうして、契約書にサインをさせたらその内容にAV出演があることを説明し、出演させるのです。
なかなかサインしない人には、とりあえず登録だけさせて仕事をするかどうかはまた別に考えればいい、ととりあえず契約を勧めます。
そして、その契約書の中に脱衣や性行為についての文言をこっそり忍ばせておいて、契約したのだからと出演を強要します。
もしそれを拒否した場合、違約金を請求されるケースもあります。
本人が払えないなら両親に請求する、もしくは取り立てに行くなどの脅しをして、身分証も保管していることを伝えて断れない空気を出すのです。
悪質なプロダクションは、このような手口でAV出演を強要するのです。
もちろん、これらはすべて違法な手段です。
現在はこのような悪質プロダクションはほとんど淘汰されていますが、完全になくなっていない可能性もあるので、どう対策すればいいのかを知っておいた方がいいでしょう。
では、AV強要の被害にあわないためには、どのような点に気を付けるべきでしょうか?
大きく分けると、気を付けるべき点は3つあります。
その3つは、しっかりと覚えておきましょう。
1つ目は、最初に事務所の実態についてチェックしておくことです。
事務所の中には、住所を明かしていないところや、電話の対応がいい加減なところもあります。
そういった事務所は避けるようにしましょう。
また、根拠のない言葉を気軽に言う事務所も避けましょう。
必ず売れる、といった言葉をいう事務所はまず適当です。
プロダクションは、慎重に選んでください。
2つ目は、同行者を連れていくことです。
事務所を選んで応募する場合、あるいはスカウトされて事務所に行くときや契約、重要な打ち合わせなどは、別に一人で行く必要はありません。
誰か、信頼できる人についてきてもらいましょう。
友人や両親など、第三者が同席することで、事務所も慎重に説明せざるを得ません。
そして、冷静に判断してもらい、おかしなところがあったら止めてもらうようにしましょう。
3つ目は、証拠となりそうなことを記録して保全しておくことです。
例えば、面接などの際はICレコーダーなどで録音しておきましょう。
そうして、脅迫のような言葉が飛び出したときは、その証拠にするのです。
また、契約書はそのまま書いて渡すのではなく、必ずコピーを取っておきましょう。
コピーが難しい場合は、全ページ写真に撮っておきます。
証拠があれば、弁護士に相談して違法性を確認でき、的確にアドバイスをもらうことができます。
AV強要問題は、昔からある大きな問題です。
最近では減っていますが、完全になくなったとは言い難いので、万が一に備えて自衛の手段はしっかりと考えておきましょう。
そのために気を付けるべきポイントを、しっかりと守りましょう。
優良なプロダクションは、あなたの味方になってくれます。
優良かどうかを、しっかりと見極めましょう。