個撮AVとは?

2022.03.21

個撮AVとは?

AVと名前が付くものの1つに、個撮AVというものがあります。
これは、AVメーカーなどではなく個人で作成したAVであり、通常のAVのようにパッケージ化されず、ネット配信のみで販売されています。
具体的には、どのようなものなのでしょうか?
個撮AVについて、詳しく解説します。

 

 

個撮とは?

通常のAV には、多くの人が関わっています。
メーカーとプロダクション、製作会社が協力して作成して販売会社を通じて販売され、人員も、AV女優と男優、カメラマンをはじめ多数の人が協力して製作しています。

 

それに対して、個人で撮影しているのが個撮AVです。
メーカーも製作会社も使わず、編集も個人で行います。
また、販路にも乗せず、一般的に販売せずネット配信だけとなっています。

 

かつては、正規販売されない「裏モノ」と呼ばれているAVもありました。
これは無修正であったり、児童ポルノ法に違反していたりする、違法なものが大半です。
今は取り締まりも厳しくなり、裏モノはほとんど姿を消しました。

 

個撮AVの場合は、きちんとAVと同様の基準でモザイク処理をしている人もいれば、かなり薄いモザイクにしている人や無修正にしている人もいます。
また、実際に、無修正動画を投稿したことで逮捕された人もいます。

 

ごく一部とはいえ、個撮AVにはそのようなケースもあるのです。
特に、若い人は一気に儲けようとしてそのような犯罪行為に走ることがある、と言われています。

 

個撮AVの女優はどう決まるの?

個撮AVの場合は、プロダクションを通して女優にオファーするわけではありません。
また、定期的に撮影するという契約をすることもあまりないのです。
では、どうやって女優を決めているのでしょうか?

 

その方法は様々ですが、例えばTwitterで募集しているケースがあります。
アカウントに、「動画モデル募集」などと書いておき、固定ツイートで出演条件の詳細を掲載しているのです。
この方法で、応募してくる女性はある程度いるそうです。

 

これ以外では、ネット掲示板を利用するものもあります。
専用の掲示板があり、そこで募集要項を記載して応募してもらうというものです。
女性側は、それに対して追加あり、オプションありなどと返事をして、撮影が決まります。

 

応募してくる女性の年代は、様々です。
10代からの応募もあれば、50代、60代からの応募もあるそうです。
ただし、10代は通常のAVでも保護者の同意が必要なので、個撮ではリスクが高いでしょう。

 

40代以上になると、風俗店でも働くのが難しくなるため、こういった募集に応募してくることも多いようです。
生活保護を受けている女性が、自由に使えるお金が欲しいために応募してきたこともあるそうです。

 

報酬は、人によって様々です。
また、作品の売れ行き次第なので、相手によって報酬も変わってくるでしょう。
また、顔にモザイクをかけるかどうかでも報酬は違ってきます。

 

撮影は、ラブホテルなどで行われるのが一般的です。
待ち合わせをして、そのままラブホテルに行き、撮影が行われます。
また、道で声をかけて、直接ラブホテルに行くこともあるでしょう。

 

年齢確認や出演承諾書への記名なども、行われるのが一般的です。
カメラは基本的に手持ちで、場合によっては定点カメラになるでしょう。
2人で協力して、1人が男優で1人がカメラマンということもあります。

 

 

個撮AVの危険性

個撮AVは手軽に出られるAVと考える人もいますが、実は危険な部分もあります。
そのため、個撮AVへの出演はできるだけ避けたほうがいいのです。
どのような危険があるのか、解説します。

 

まずは、ギャラが支払われないというトラブルが起こりやすいという点です。
後日振り込むといったのに振り込まれず、連絡先もでたらめだったということもあります。

 

また、ひどいものでは、撮影後すぐにギャラを渡すはずが、「手持ちがないからおろしてくる」といって部屋を出て、そのままいなくなるというケースがあります。
この場合、ホテル代まで女性が支払う羽目になることもあるのです。

 

また、約束が違うというケースもあります。
コンドームを装着して撮影するはずが、実際には着けずに生で行われ、中出しもされてしまうこともあるのです。

 

それ以外にも、顔にモザイクをかけるはずが、顔どころか性器までかけられない無修正作品になっていたというケースもあります。
そうなっても、連絡先がでたらめでクレームを言えない可能性もあるのです。

 

他には、AVと違って性病検査が行われていないため、性病に感染するリスクが高まります。
正規のAVであれば、定期的に性病検査をするので安心です。

 

 

まとめ

個撮AVは、正規のAVとは違ってプロダクションに所属する必要もないので、誰でも出演できます。
仕事のオファーが来るわけではないので、自分の好きな時だけ出られるのです。
しかし、個人で行っているものなので、AVのルールなどが守られないことがあります。
それどころか、女優との契約についても守られないことがあるのです。

々な危険をはらんでいるので、個撮AVには出演しないほうがいいでしょう。