2021.11.05
AVのジャンルの1つに、盗撮というものがあります。
しかし、盗撮は犯罪です。
もし本当に盗撮をして、それを販売していたとしたら大変なことでしょう。
AV作品における盗撮ものというのは、本当に盗撮しているのでしょうか?
AV作品の盗撮ものについて、解説します。
まず、AV作品の盗撮というジャンルでは、どのような作品があるのかを解説します。
盗撮と一口に言っても、その場所やシチュエーション、対象など様々です。
それらの違いについて、まずは知っておきましょう。
盗撮で昔からあるものとしては、まずトイレ盗撮があります。
トイレに隠しカメラを仕込んで、そこを訪れた女性の下半身を撮影したものです。
そのため、撮影されるのは主に下半身だけとなっています。
また、トイレだからといって排泄の様子ばかりが撮影されているわけではありません。
女性が、トイレで自慰行為をしている様子が撮影されていることもあります。
中には、トイレ内でのセックスを撮影している作品もあるのです。
トイレの場所は様々です。
オフィスのトイレもあれば、海の家などのトイレもあります。
最も多いのは、公衆トイレでしょう。
トイレ以外では、ラブホテルの盗撮も定番です。
ラブホテルの監視カメラの映像流出という形が多く、天井から撮影しているものが主流でした。
しかし、最近ではラブホテルに隠しカメラを仕掛けたとして、水平のアングルで撮影されることが多くなっています。
決まりなのは、アングルが固定になっているという点です。
お風呂の盗撮も、よくあります。
お風呂に関しては主に2種類あり、1つは除きをしながらの盗撮です。
ハンディカメラを持って、窓から覗きつつ撮影するというものです。
また、同居している姉妹の風呂をドアの隙間から覗くこともあります。
もう一つは、公衆浴場や温泉などで隠しカメラを仕掛けているものです。
この場合、顔があまり映らない角度になっているものも多々あります。
ハンディカメラでの盗撮は最終的に、レイプなどの絡みが生じることも多いのですが、隠しカメラの場合はそのようになることはありません。
他にも、最近ではエステの盗撮も増えています。
エステで男性が施術して、そのまま性的なマッサージへと移行していく様子を撮影しています。
最初は盗撮ですが、気付いたら手持ちのカメラに移行するものもあります。
特に、素人を連れ込んで撮影、といったものではこのパターンがよく見られるのです。
様々な作品があるのですが、こういったものは本当に盗撮して本人の許可なく発売しているのでしょうか?
実は、正規の作品で本当に盗撮しているものは1つもありません。
かつて、まだAV業界がダークだったころ、とある盗撮作品が発売されました。
実はその作品は本当に盗撮したもので、当然映っている本人には許可を取っていません。
そうすれば、女優に支払うギャラも必要無いので、利益が大きくなります。
しかし、その映っている本人がその映像を目にする機会があり、自分が映っていると弁護士に相談しました。
その会社は、訴えられることになったのです。
その会社は、訴えるとしても1人か2人くらいだろうし大丈夫だろう、と思っていたのですが、その弁護士は映っている他の女性も特定し、連絡を取って大勢で訴えることに成功したのです。
その結果、撮影に関わったメーカーや撮影会社は、慰謝料や賠償金の支払いによって倒産したのです。
そういったことがあったため、本当の盗撮作品は作られることがなくなっています。
今の盗撮作品は、全てやらせです。
そして、出演する女性も、すべてAV女優なのです。
今のAV業界では、許可を取らずに撮影することはありません。
必ず、出演契約を結んでから出演させるのです。
そのため、本物の盗撮はなく、全てやらせです。
出演している中で、服を着ていて裸が映されない人はエキストラかもしれません。
しかし、裸になる人は全員が企画女優です。
必ずプロダクションに所属していて、きちんと契約を結んでいるのです。
もちろん、AV女優になる契約を結んでいるからと無断で盗撮されることもありません。
盗撮動画を取ると説明を受け、出演契約を結んだ上で盗撮されるのです。
場所も、しっかりと説明されるので安心してください。
ただし、正規のAV以外であればその限りではありません。
ごくまれに、違法なAVで本当の盗撮動画が販売されることはあります。
ただし、それはネット販売などが主で、通常のお店には売られていません。
盗撮もののAVがあるため、もしかしたら本当の盗撮なのかを心配する人もいますが、そのようなことはありません。
あくまでも、許可を取った上でAV女優を盗撮しているだけなので、犯罪性はないのです。
AV女優になるという契約は、何をされても文句を言えなくなる契約ではありません。
あくまでも仕事をする上での契約なので、どのような場合でも事前に詳しく説明されます。
そのため、知らないうちに盗撮されていたということもありません。