AV女優になるには身分証が必要な理由

2021.10.18

『AV女優になるには身分証が必要な理由』

AV女優になるためには、自分の身一つで十分だと思っている人も多いでしょう。
しかし、実は絶対に必要なものがあります。
それは、顔写真が付いた身分証です。
なぜそのようなものが必要なのか、解説します。

目次

 

 

身分証が必要な理由は?

 

AV女優になるには、まずAVプロダクションに応募します。
そして、面接を受けて合格すればAV女優になれるのです。
しかし、そのためには必ず必要なものがあります。

 

それは、身分証です。
AVプロダクションに所属するには、身分証を提示しなくてはいけないのです。
それは、なぜでしょうか?

 

AVプロダクションはたくさんあるのですが、その中には正規AV事務所というところがあります。
これは、JPG一般社団法人日本プロダクション協会、もしくはSPA第二プロダクション協会のどちらかに所属しているプロダクションのことです。

 

ほとんどが登録しているのでは?と思うかもしれませんが、実は全国で80社弱しかないのです。
そのほとんどは、東京都内に集中しています。

 

正規AV事務所では、登録するAV女優には身分証を提示することを義務付けられているのです。
その目的は、年齢を確認することです。

 

AV女優は、18歳未満だとなることができません。
また、未成年の場合は保護者の同意書が必要となっているのです。
かつて、年齢をごまかしてAV女優になろうとした18歳未満の少女がいたので、こういった決まりが設けられたのです。

 

AVプロダクションの中には、身分証がなくてもAV女優になれるといっているところもあります。
そういったところは、正規AV事務所ではないのです。

 

正規AV事務所でないと何が問題なのかというと、正規AVメーカーとの取引は正規AV事務所しかできないのです。
つまり、それ以外のプロダクションでは正規ではないAVメーカーとしか取引していないのです。

 

そういったプロダクションには、悪徳プロダクションも少なくありません。
また、ギャラの基準があいまいだったり、撮影前の説明がないせいで不足したりすることもあります。
最悪の場合は、ギャラが全く支払われないということもあり得るのです。

 

そのようなプロダクションを避けるためにも、身分証明書の提示を求められる正規AV事務所を選んだ方がいいのです。
そのためにも、身分証はしっかりと用意しておきましょう。

 

 

どんな身分証が認められるのか?

身分証といっても、様々なものがあります。
代表的なものでは運転免許証ですが、他にもパスポートや健康保険証、住民票などがあります。
また、最近ではマイナンバー個人カードを持つ人も増えています。

 

これらのうち、どれでもいいのかといえば違います。
この中で、身分証として認められるのは運転免許証とパスポートだけです。
そもそも、顔写真がついていないものは認めてもらえません。

 

身分証として認められるのはこれだけ、と定めているのは知的財産振興協会です。
この団体は、AVメーカーの業界団体です。
そのため、この決まりに従わないと正規AVメーカーの作品には出演できません。

 

AVプロダクションにとって、AVメーカーというのはクライアントです。
クライアントがルールを決めたら、それに従わない限り仕事のオファーが来ません。
そのため、ルールには従わないといけないのです。

 

身分証は、事務所に所属する時だけあればいいという訳ではありません。
AV撮影の現場でも、年齢を確認するために提示しなくてはならないのです。
これは、新人AV女優もベテランAV女優も同様です。

 

持ってくるのを忘れた、という時は大変です。
その日の撮影は、中止となってしまうのです。
家が近ければ取りに戻れるかもしれませんが、スタジオを借りて撮影することが多いので時間も決まっており、数時間かかるようなら後日となるでしょう。

 

身分証を持っていない場合は、申請をして取得する必要があります。
面倒だからいやだと思う人もいるかもしれませんが、実際にはそれほど大変なものでもありません。

 

パスポートを取得するには、パスポートセンターで手続きをします。
必要な書類を用意して申請すれば、1週間ほどで取得できるのです。
試験などはないので、誰でも取得できます。

 

一方、運転免許証の場合は時間がかかります。
最も簡単に取得できるのは原付免許ですが、それを取得するには交通法規を勉強し、免許試験に合格しなければいけません。

 

普通自動車免許になると、教習所に通いながら勉強することになるので、最低でも1ヶ月はかかるでしょう。
教習所に通う時間がなければ、数か月かかることもあります。

 

どうしても必要なものなので、身分証はしっかりと用意しましょう。
よく分からないという場合は、AVプロダクションのマネージャーに相談してみてください。
取得方法について、詳しく教えてもらえます。

 

 

まとめ

AV業界は、昔と比べてかなりクリーンな業界になりました。
その一環として、18歳未満の少女が年齢を詐称してAVに出るようなことがない様に、年齢確認をしっかりと行うようになっているのです。
年齢をチェックしないようなAVプロダクションには、注意してください。
パスポートを持っていないという方は、これを機に取得しておきましょう。