撮影の際、AV女優の相手はコンドームを使用するの?

2021.09.24

『撮影の際、AV女優の相手はコンドームを使用するの?』

最近のAVのタイトルを見ると、生や中出しと書かれたものがいくつもあります。
しかし、これらは本当に生で本番をしていて、コンドームを付けていないのでしょうか?
そうであれば、AV女優になろうという人は不安になるかと思います。
AV撮影で、コンドームは使用されるのかを解説します。

 

実はAV撮影はコンドームを付けている

 

AVでは、よくAV女優の膣内から精子が流れ出るシーンがあります。
それを見て、本当に中出しされると思い、妊娠が心配でAV女優になるのを諦めようと考える人もいるのではないでしょうか?

 

しかし、実はAVの撮影では、基本的にコンドームを付けているのです。
なぜかというと、避妊だけではなく性病の予防にもなるからです。
AV女優と男優は定期的に性病の検査を受けていますが、それでも絶対安全とは言い切れません。

 

万が一、女優が性病にかかってしまったり、妊娠してしまったりすると大変です。
メーカーとプロダクションのどちらも、所属する女優がそうなって仕事ができなくなると、経済的に少なからずダメージを受けることになってしまいます。

 

生や中出しと書かれているAVでも、基本的にはコンドームを付けています。
それは、モザイクでコンドームをごまかすことができるからです。
肌の色に近いコンドームを使えば、モザイクがある状態だと判断することはできません。

 

中には、本当に生かどうかを疑っているユーザーもいるでしょう。
だからといって、モザイク越しでははっきりとコンドームを付けている、と証明するのは難しいのです。

 

そうなると、疑問が残る点があります。
AV女優にかけられる精子や、膣内から出てくる精子は一体どこから出てきたのでしょうか?
実は、あれらの精子は本物ではないのです。

 

AVの撮影で使われる精子は、疑似精子といわれるものです。
原料は主に、バナナやミルクなどの食品なので、口に入っても安心です。
これを、膣内ならスポイトなどで注入して、まるで中出ししているかのように見せているのです。

 

注入の際は、男優のフィニッシュでカメラを止めて注入します。
カメラワークに注意してみると、注入したタイミングも分かるかもしれません。
後は、編集でつながっているように見せているのです。

 

 

コンドームなしは同意必須!

しかし、最近ではモザイクも細かくなっていて、薄消しなどの作品もあります。
そのため、コンドームを付けていると、モザイク越しでもごまかしにくいことがあるのです。
特に、コンドームの根元部分は見えることがあります。

 

その対策として、コンドームを付けずに撮影することも増えています。
そうなると、女優としてはやはり心配が残るでしょう。
万が一ということもあるので、不安になるのは当然です。

 

ただ、コンドームなしで撮影するのであれば、必ず女優にその点を確認します。
女優がそれを嫌だといった場合は、その作品から降りることができます。
自分で同意しない限り、生で行われることはないのです。

 

ただし、コンドームを付けずに撮影する場合は、必ず女優はピルを飲みます。
撮影前と撮影後に、市販のものではなく病院で処方されたピルを飲むことが原則なのです。
また、その場合の病院代は、プロダクションかメーカーが負担するのが一般的です。

 

ピルは、飲みなれていないと不安があるかもしれません。
ピルを飲むメリットとしては、妊娠する可能性を下げることができるほか、生理痛の緩和や不正出血の改善、生理日のコントロールなどがあります。

 

しかし、一方で肝機能障害のリスクを高めることや、血液の凝固作用があるため血栓ができやすくなるなどのデメリットもあります。
そのメリットとデメリットを把握したうえで、飲むようにしましょう。

 

また、先ほども言いましたが撮影の前は、必ず女優と男優が性病検査を受けます。
万が一、それが陽性だった場合は撮影ができません。
診断結果は、提出が義務付けられています。

 

特に、AV男優は万が一性病にかかると、仕事を失ってしまうことになります。
そのため、女好きと思われるAV男優ですがプライベートでは不特定多数と関係を持つような人はほとんどいないのです。

 

撮影するスタジオには、必ずシャワーもついています。
一つのシーンが終わるたびに、シャワーを浴びるのが原則です。
これは、不潔な状態だと性病や感染症に感染するリスクが高まってしまうからです。

 

AV撮影は、かなり衛生面に気を使っているのです。
男優も、不潔なことはまずありません。
その点は、安心して撮影に臨むことができます。

 

 

まとめ

AV撮影では、基本的にコンドームを付けて行います。
中には付けずに撮影するケースもありますが、その場合は必ず女優の同意を得てから撮影をするため、無理やり騙されて生での撮影を共用されるということはありません。
また、避妊や性病にはかなり気を使っています。
そのため、たとえ生での撮影となっても、性病に感染する心配はしなくてもいいでしょう。
リスクが怖い人は、コンドームを付ける撮影だけを受けましょう。