2020.08.11
AV女優の活動形態には、「企画女優」「企画単体女優」「単体女優」の3種類があります。この中で、AV女優を目指す女性の多くに、稼ぎやすいことから注目を集めているものが企画単体女優です。
この記事では、企画単体女優とはどのようなお仕事なのか、単体女優や企画女優とはどのような違いがあるのか、について解説します。企画単体女優のメリット・デメリットや、単体女優へステップアップする方法についても紹介するため、ぜひ参考にしてください。
「企画単体女優」とは、AV作品に単体で(自分が主役として)出演できるAV女優のうち、特定のAVメーカーと専属契約を結んでいない女優のことです。通称「キカタン女優」とも呼ばれます。
企画もののAV作品では、企画女優と呼ばれるAV女優が複数出演することが一般的です。多くの場合、企画女優は出演した作品に名前が記載されることはありません。一方で、企画単体女優は、自分1人で作品に出演でき、作品には名前が記載されます。
企画単体女優は、企画女優よりも1本あたりのギャラが高く、人気・知名度が高まれば、多方面から撮影の依頼を受けることが可能です。
AVデビューした女性の多くが、企画女優からスタートします。企画女優から企画単体女優へとステップアップすることが、AV業界で成功するための基本的なルートです。
単体女優と企画単体女優は似ている点が多くあり、AV業界に馴染みのない人には違いが分かりにくいものです。
そこで、単体女優と企画単体女優の違いについて、以下の表にまとめているため、参考にしてください。
単体女優 | |
---|---|
契約の制限 | 専属契約 (1メーカーのみ) |
契約形態 | 3ヶ月~1年ほどの期間契約 |
月間出演回数 | 月1回程度 |
単価 | 業界トップクラス |
収入の上限 | 契約金額にもとづくが、出演回数は上限あり |
撮影内容 | ハードな絡みは少ない |
企画単体女優 | |
---|---|
契約の制限 | 複数メーカーと契約可能 (制限なし) |
契約形態 | 作品ごとの契約 |
月間出演回数 | 制限なし |
単価 | 単体女優よりは低い |
収入の上限 | 単価と出演回数次第で上限なしに稼げる |
撮影内容 | 企画によってはハードな内容もある |
企画単体女優の出演単価は、単体女優に比べて低い傾向です。しかし、単体女優とは異なり、企画単体女優は出演できる作品数に上限がないため、数をこなすことで単体女優よりも稼ぐケースがあります。
AVデビューした後に、企画単体女優と単体女優のどちらを目指すのかを決めるためには、企画単体女優のメリット・デメリットについてまず理解する必要があります。
企画単体女優のメリット・デメリットを理解して、自分の理想とするキャリアプランを描けるように、ここで紹介する内容を参考にしてください。
企画単体女優として働くメリットには、以下の3つがあります。
単体女優は特定メーカーと専属契約を結ぶ一方で、企画単体女優はAV作品1本ごとの出演契約であるため、複数のメーカーと契約できます。複数のメーカーと契約を結ぶことで、露出も増えさまざまな作品に参加することにより、幅広く活動できることが企画単体女優のメリットです。
企画単体女優は、月間のAV出演本数に制限がありません。人気が出て複数のメーカーから注目されるようになると、体力と時間さえあれば撮影現場数をこなすことで大きく稼ぐことが可能です。そのため、1~2年という短期間で集中的に大きく稼いで引退する企画単体女優もいます。
企画単体女優は、数多くの作品に出演しているうちに注目を集めて、大きく人気の出る場合があります。単体女優へとステップアップできたり、イベント参加やメディア出演といった別の仕事へ繋がったりするなど、より活躍の幅を広げることができます。
一方で、企画単体女優として働くデメリットには、以下の3つがあります。
単体女優の撮影は、女優の容姿やキャラクターだけで十分に売上が見込めるため、ソフトな内容がメインです。ところが企画単体女優は、単体で主演を取れるものの企画内容で勝負する必要があるため、撮影内容がハードとなったりマニアックな趣向となったりする場合があります。
もちろん、自分の苦手なプレイについてはNGにして作品に出演することができるため、AVプロダクションに契約する時に、自分の意志をしっかりと伝えましょう。
企画単体女優として稼ぐためには、単体女優よりも数多くの作品に出演して、数で稼ぐこととなります。多数の作品に出演するため、スケジュールによっては体力的に負担を感じる場合があります。
体力的な負担をかけずに、企画単体女優の仕事をこなすためには、スケジュール管理が適切に行われているプロダクションを選ぶことが大切です。
出演シーンが少なくエキストラのような存在である企画女優は、視聴者の印象に残ることが少なく、身バレするリスクは大きくありません。ところが、企画単体女優として人気が高まると、多方面から注目を浴びるため、身バレするリスクは高くなります。
身元を隠しながらAV女優として働きたい場合は、比較的注目度の少ない企画女優として活動することがおすすめです。
AV女優として「稼ぎたい」「有名になりたい」と考えている人の多くは、企画単体女優を通過点として捉え、最終的には単体女優を目指しています。
ここでは、企画単体女優から単体女優へとなるためには、「どのような努力を行えば良いのか」について紹介します。
企画女優とは異なり、女優名を持つ企画単体女優は、プロダクションからのプロデュースを受けることができます。しかし、単体女優を目指すのであれば、積極的なセルフプロデュースも欠かせません。
AV作品を数多く研究して自分の魅せ方やテクニックを磨いたり、AV撮影現場でより良い作品が撮れるように発言したりすることで、AVメーカーから評価されることがあります。
インターネットの普及により、誰でもブログやSNSで情報発信することができます。AV女優にとって、ブログやSNSは自分の知名度・人気を上げるためには欠かせない武器です。
何気ない日常のできごとをブログ記事として発信したり、SNSで作品のPRを行ったりすることで、多くの人に自分の存在を知ってもらえます。こまめにブログやSNSを更新することで、自分の知名度を上げるとともに、ファンの満足度を上げることが可能です。
自分で自主的に努力することも大切ですが、企画単体女優から単体女優へとステップアップするためには、所属するプロダクションの選択が重要です。
AVプロダクションが持つノウハウやプロデュース力は、プロダクションによって大きく異なります。どれだけ実力のあるAV女優であっても、プロダクションの力不足で伸び悩むことがあります。
単体女優を目指すのであれば、多くのAV女優が在籍するプロダクションを選びましょう。多くの女優を抱えるプロダクションほど、プロデュース力や業界での影響力が大きい傾向にあります。
また、知名度の高い企画単体女優や単体女優が在籍するプロダクションを選ぶこともおすすめです。
企画単体女優とは、AV作品に主演として出演できる女優の中で、メーカーと専属契約を結んでいない女優です。単体女優に比べると出演単価は低いものの、多くの作品に出演できるため、出演数を増やすことで大きく稼げます。
AVデビューした女優の多くは、企画女優からスタートしますが、知名度・人気を上げることで、企画単体女優へとステップアップすることが可能です。
AV女優として「稼ぎたい」「有名になりたい」と考える人は、プロダクション選びが重要となります。プロデュース力の高いプロダクションを選んで、AV女優として成功しましょう。